引越し業者はどのような荷物でも運んでくれると思われがちですが、実際には業者でも運ぶことができないものがあります。

引越し・運送業者は、国土交通省の標準引越運送約款という規則に則って運送をしますので、これに従って拒否できる運送物があるのです。例えば貴重品や美術品です。

価値のある宝石やコイン、切手などの金品は業者から運送を拒否されることがあります。ネックレスや指輪、高価な時計など、有価証券、クレジットカード現金、現金に値するものは紛失した場合などに保証することができないために運送することを拒否することができるのです。

また、美術品、骨董品などの価値のあるものも破損のリスクがあるため運送を拒否されます。トラブル回避のために自分で運ぶか、大型のものは専門の業者に依頼する事をおすすめします。

またピアノなどの大型の楽器も別料金が掛かってしまうため見積もり内の料金で運んでもらうことができません。ペットや植物などの生物もリスクがあるため、業者に頼むことができません。大切なペットや植物も自分で運ぶようにするのが良いでしょう。

骨董品や美術品、貴金属などは紛失や破損があった場合に、引越し業者との契約では保障されないので別途専門業者に頼むか、自分で運ぶのが良いでしょう。

または花火などの火薬類、ゴミなどの衛生的でないものも運送を拒否される可能性がありますので注意しましょう。

これ以外のものは大抵引越し業者が運送してくれるので、しっかり荷造りをして依頼するようにしてください。現金や貴重品、歯ブラシなどの新居にてすぐに使うものはわかりやすくまとめておき、手元に置いて運ぶことで、新居に到着してすぐに荷を解いて出すことができます。

運送を拒否される可能性が高いモノ

引越し業者へ運送を依頼するものに関しては、ある程度破損することも考慮しておいた方がよいですね。絶対に壊れてしまっては困るモノやペットなどは自分で運ぶようにする方が良いでしょう。