引越しの荷造りや準備はいつから始めれば良いのでしょうか?また、どれくらいの期間が必要なのでしょうか?このページでは、引越しの準備や荷造りについて詳しく掘り下げていきたいと思います。
荷造りはいつから始めるべき?
引越し準備は、業者の選択や比較検討、荷造りなど意外と時間が掛かるものですが、初めての引越しだと、いつ頃から始めるのが良いのか判断が難しい場合がほとんどです。予定通りに進まないことが多いため、準備は余裕を持って早めに始める必要があります。いつから作業を始めれば良いかは、それぞれの作業にどれくらい必要かを計算することで、目安を知ることができます。
まずは引越し業者を決める
最初に取り掛かるべきは、引越し業者の絞り込みです。全ての業者に見積もり依頼すると、見積もりだけで日数を費やしてしまうため、限られた情報から料金やサービスなどで予め比較検討し、目星をつけた業者にのみ見積もりを依頼をすれば、業者の見積もりを一日で済ませることができます。
目安としては検索や比較検討で一日、見積もり作業で一日として、最低二日程度は必要です。
見積もりが完了したら、内容を比較検討し最終的な判断を行います。複数業者からの見積もり回答が揃うのに三日程度として、比較検討を含めると四日程度となります。業者の絞り込みから起算すると、業者決定には約一週間程度必要ということになります。
引越し業者探しを始めるタイミングは単身と家族で違う?
引越しをする場合には思いつきですることは難しく、必ずと言っていいほど失敗をします。そこで、そのくらいの期間を考えて準備をしておいたらいいでしょう。業者を探す準備はいつから始めると良いかを知っておくべきです。では、どのくらいの時期から業者探しをしたら良いでしょうか。また、どのような流れになるでしょうか。
まず、業者を探すタイミングについては、一人暮らしと家族では少し異なります。まず一人暮らしの場合には荷物もそれほど多くないため、1ヶ月前ぐらいまでには業者の手配をすると良いでしょう。ただし、年間で一番忙しい3月から4月の上旬に引越しをすることが事前にわかる場合には2ヶ月ぐらい前にはすでに業者を探しておいたほうがいいでしょう。
これは家族で引越しをする場合も同様になります。もし、時期を変更できるなら変更をした方がいいでしょう。繁忙期は2割増しぐらいで引越しをすることが多くなるからです。それ以外の時期は家族の引越しは2ヶ月前ぐらいには準備をしておいた方がいいでしょう。荷物も多く、引越し会社を決めた後も何かと準備に時間がかかってしまうからです。
引越し会社が決まったら後は単身の場合も家族の場合も大きな流れに違いはありません。引越しする先にもよりますが、距離がくるまで往復することが出来る場合で、しかも引っ越し先が空室であれば、荷物を次々に運んでしまった方がいいでしょう。
春に引っ越しをするならば、夏に使う扇風機などはおいておく必要もありませんので先に運んでしまった方がいいでしょう。ただし、車がない場合は、レンタカーを借りて無理して運ぶよりも引っ越し当日に一度に運んでもらった方が良いかもしれません。見積りは、1人暮らしの場合荷物が多く、引っ越し要員が2人になると割増しになります。
荷造りも並行してスタート
荷造りを自分たちで行う場合は、業者の選定と並行して荷造りを行います。荷造りをするには、ダンボール量がどの程度必要かをある程度見積もり、ダンボールやガムテープのほか緩衝材やヒモ、カッターやハサミなど、事前に荷造り用の道具や資材を準備するため、その日数も考慮する必要があります。
必要なダンボール量の見積もりに一日程度、道具や資材の準備に一日とすると、準備に二日間、これ以外に荷造りの時間が必要となります。荷造りは家族の人数によって異なりますが、単身で五日程度、四人家族で一週間から十日程度必要とされています。
これらを合計すると、業者の選定に一週間、荷造りの準備に二日、荷造りに五日から十日として、引越し準備は最低でも二週間から三週間程度前から始めるのがベストとなります。
荷造りにはどれくらいの時間が必要?
引っ越しをするときには荷造りが必要になります。ただ、荷造りと言ってもよほど荷物が少ない人を除いては結構時間がかかるものです。こんなはずではなかったと思い、疲弊する人も少なくはありません。では、引越しをする場合に荷造りと梱包でどれくらいの期間が必要でしょうか。
最低でも2週間前から始めるべき
まず、単身の場合には最低でも2週間前ぐらいから始めるべきです。引越しの荷造りは出来るものとできないものがあります。食器類は直前まで使いますので、すべて梱包をすることはできません。逆に季節物はしまうことが出来ます。
例えば、7月に引越しをするのであれば、こたつやストーブなどは真っ先に荷造りをしておくべきです。1週間前になったときには荷造りの半分近くが終えていることが理想です。特に会社員で週に2日程度しか休みがとれない場合には、1週間前に半分ぐらいはまとめておかないと生活に支障をきたすこともあります。
2人以上の家族では1ヶ月を目安に!
2人以上の家族の場合はどうでしょうか。家族の場合、特に子供がいる場合には荷物が多くなりますので、1ヶ月以上前から荷造りを始めておくのが良いかもしれません。やはり、直前でないと片付けることができないものがありますので、1ヶ月前には3分の1ぐらいまでは終わらせておくのがいいでしょう。もし、引越しをする先がすぐ近くか、車で1時間以内であればそこに荷物を運び込んでしまった方がいいかもしれません。もちろん引越し先が空室になっていることが必要になります。
本格的な梱包は引越しの一週間前ぐらいから始めるのが理想になります。荷物の大半は1週間前ぐらいまで使う物になりますので、最後の一週間でまとまった時間を取ることが出来るかが大事になります。ただ、疲労も相当なものになりますので、倒れないように気を付ける必要があります。
ダンボール箱はどれくらい必要?
日程などが決まった際には、事前に荷造り用の段ボールを用いて荷物類の梱包を行うことが必要とされています。段ボールに関しては、何個必要なのかを判断することが難しい状況にありますが、一定の目安としては、単身者と家族持ちで大きく異なることも基本的なことです。
室内の広さで目安にする方法もあり、例えば単身者で1Rや1Kなどの室内で生活を送ってきた方であれば、ダンボール10枚程度を目安にすることができ、1DKの場合ではダンボール20枚程度を目安にすることも良い方法です。
家族持ちの方がいくつ必要としているのかは、家族の人数によって違いが大きく生じる内容になり、例えば2人家族の場合で2DKや3DKの住宅に居住されている方ならば、40枚から80枚程度のダンボールを必要とする場面も見られます。
このように荷造りを行う場合では、欠かすことのできない資材として段ボールを活用することになりますが、引越し業者でも見積もり時に目安として準備している数量などが決められている可能性もあるので、少し多めに確保する方法で、問題なく梱包を済ませることができます。
事前に分かりやすいように、ジャンル別に梱包しておくことも基本的なこととして考えることができ、段ボールの特性を生かして、マジックペンなどを活用して、中に入れている物品を分かりやすいように記入しておく方法も効果的です。東京でも数々の引越し業者があるので、前もって相談してみることもおすすめです。
洗濯機の水抜きについて
引っ越すことが決まった場合、引越し当日までに準備や手続きなどやることがたくさんあり、また引越しの後にもやることは残っているので、本当に大変ですよね。
そんな中で、つい忘れてしまいがちなことはたくさんありますが、洗濯機の水抜きも忘れてしまうことのひとつにあげられます。引越し前に洗濯機の水抜きを忘れてしまうと、洗濯機に残っていた水が漏れてしまい、他の荷物を濡らしてしまうかもしれません。
さらに電化製品を濡らしてしまうと故障して使えなくなってしまう可能性もあるので、必ず水抜きはしておく必要があります。そこで洗濯機の水抜き方法を詳しくご紹介したいと思います。
水抜きは意外と簡単?!
まずはじめに水抜きは簡単に自分で行うことができます。引越し業者の中では無料でやってくれることもありますが、無駄に時間がかかってしまうので、自分でやっておくとよいでしょう。タイミングとしては引越し前日に洗濯をした後におこないましょう。時間は長くても1時間もあれば完了します。
用意するものはたったの二つ、バケツとタオルのみです。洗濯機には縦型のタイプやドラム式のものなど様々な種類がありますが、やり方はどれも同じです。
水抜きの方法と手順
ま ずはじめに蛇口をしっかりと閉めましょう。これにより水を給水できなくなります。
その後、中に洗濯物が入っていないことを確認し、空っぽの状態でふたを閉 めて電源を入れます。スタートボタンを押し洗濯を開始すると内部に溜まっていた水が洗濯槽にでてきます。
水が全部出たら一度電源を切り、給水ホースをはず し、ホースの中にある水をバケツに出します。ホースをはずしたら、もう一度電源を入れて脱水し洗濯槽の中に溜まった水を排出します。
脱水後は排水ホースを はずし、ホースに溜まった水をバケツにだします。この時にホースを外すと中の水が飛び散る可能性もあるので十分注意しましょう。
最後に洗濯機の中の水分を タオルで拭き取ったら、水抜きの完了です。糸くずのフィルターの水分も拭き取っておきましょう。